子どもの引き取り手がいない場合

子どもの親権については、前回までに確認してきました。
子どもの親権について
親権者の決定方法/基準とは?

今回は、離婚において子供の引き取り手がいない場合
どのようにしたらよいのか確認していきましょう。

通常の離婚では、子供の親権を奪い合って
協議が成立しない場合が多くありますが、
中にはどちらも引き取りを拒否する場合があります。

理由としては、以下のようなものがあります。
・再婚の予定があるため
・経済的な理由から生活できない
・障害などのため養育できない
・罪を犯し服役するため

親権を辞任できるのは?
家庭裁判所に辞任理由を申し立て、
やむをえない理由であると判断された場合には
親権を辞任することができます。

"やむをえない理由"として認められるのは、
具体的に以下のようなケースがあります。
・服役する場合
・重病や障害がある場合
・長期間海外など遠方に滞在する場合

辞任は最終的な手段
どうしても育てられない理由がある場合でも
とりあえず親権を持ち、養育は第三者や施設に
協力してもらうという方法も考えられます。

子供の将来や精神的な負担を考えると、
親権を押し付けあうのではなく
児童相談所や社会福祉施設などに相談しながら
より良い道を考えていくことが得策といえるでしょう。





持ち家の分け方について

離婚にあたり、夫婦共有の土地や不動産は
どのような扱いになるのか
注意点や具体的な例を確認していきましょう。

分割方法
持ち家やマンションを公平に分割するには、
売却してその代金を二等分する方法が
もっとも分かりやすいですが、
現実的には数々の問題が浮上してきます。

そこで、不動産屋に現時点での価格を
見積もってもらい、家を受け継ぐ方が
現金で半額を支払うという方法が一般的となっています。

不動産と現金はどちらが得か?
不動産や土地の時価が
後々値上がりすることを期待して、
家の権利を希望される方が多いようです。

しかし、バブル期と異なり
逆に値下がりしてしまうことも
十分に考えられますので注意しましょう。

名義変更を忘れずに
家や土地を譲り受ける立場になった場合、
不動産の名義変更を必ず行いましょう。

口約束のみで譲り受けた場合、
いざという時に所有権を行使されてしまえば
取り返すことは非常に難しいといえます。
忘れずに所有権の移転登記手続きを行いましょうね。

何年、何十年と住み慣れた家には
金銭的な価値以上の思い入れがあるかと思います。
分割においては、お互いによく話し合った上で
納得できる方法で手続きを進めましょう。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。